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執筆者の写真フィット サン

水分摂取の重要性について

更新日:1月28日



厳しい寒さが続いておりますが、風邪など引いていませんか?

実は、乾燥気味のこの季節は、脱水症状も多いのです。


今回はからだにとって大切な、水分についてお送りいたします。


 

【目次】



 

こまめな水分摂取が痩せ体質をつくる!?


パーソナルジムに通われている皆さまなら、担当トレーナ―から「しっかり水分をとりましょう」と言われたことがあるのではないかと思います。

ダイエット・ボディメイクにとって、水分摂取は非常に大切なのです。



水を飲むと代謝が上がる


水分は、食べたものを消化・吸収する時や、脂肪を燃焼させる時に必要不可欠なものです。

また、水はからだの中で栄養素や老廃物を運ぶ役割をしています。


適切な量の水分をこまめに摂ることで、カラダに必要なものを全身に行き渡らせたり、いらないものをからだの外に出す流れをスムーズに行うことができ、“代謝”を上げることができます。 


その結果、ダイエット・ボディメイクにも良い影響を与えてくれます。




便秘予防・解消に効果的


糖質を控えた食事をしていると、多くのかたが便秘になりやすくなります。

腸内環境を整えるのに、一番といっていいくらい大切になってくるのは水。


便秘になると、体重が落ちにくくなったりぽっこりお腹の原因になるので、しっかり水分を摂って、腸内環境を整えましょう!




むくみの解消


むくみやすいと感じている方は、もしかしたら水分不足が原因かも知れませんので、こまめに水分を摂るようにしましょう。



 

水分損失量と症状



人間のからだは、約60%が水分で構成されています。

からだからどのくらいの水分が失われた場合に、どのような症状になるのでしょうか。


体重に対して、1%の損失で大量の発汗、軽いのどの渇きを感じ、2%ではめまいや吐き気、食欲減退や血液濃度上昇などの症状があらわれます。


体内の水分がたったの2%減少するだけでも、からだは緊急事態であることを察し、のどの渇きが強くなります。

3%の水分不足ではからだが危険を感じ、汗も出なくなってしまいます。


空気も乾燥している今の季節、部屋の中では暖房器具によって乾燥している状態です。


加湿計などを目の届く範囲に置き、こまめに水分を摂るようにこころがけましょう!



 

1日に必要な水分の量


成人のからだは、1日に約2.5Lの水分を排出しているといわれています。


皮膚から:500ml


呼吸など:300~400ml


尿や便:1600ml


また摂取では、食事から1100ml、

体内で脂肪やたんぱく質が燃焼すると約500mlの水分が発生します。

残りの1000mlの不足分を飲料水などで補給しましょう。


厚生労働省が発表しているデータから成人女性は1日に2リットル、成人男性は1日に3リットルの水分を摂ることを推奨しています。


仕事のちょっとした休憩時間や継続時間や運動中、またお風呂上がりなど、場面に応じて水分量を調節することが大切になります。



 

水分摂取のタイミング



一度にたくさんの水分を摂ると、過剰の水が胃に負担をかけ、胃液が薄まってしまい、消化不良の原因となります。

生活の中で、こまめに補給するようにしましょう。



 朝、目覚めたときに200ml飲むようにしましょう。

   胃腸の働きを促進する効果も期待できます。


 ◇ トレーニング開始の20~40分前に250~500ml。


 ◇ 運動中は、15分おきに200ml(コップ一杯程度)を。

   1時間中に4回、500~1000mlは摂るように意識してください。


 入浴の前と後にも水分を補給しましょう。

  お風呂に入ると、300~500mlの水分が失われます。

  入浴15分前の水分摂取で、血圧上昇も防ぐことができます。


 ◇ 夜寝る前にもコップ一杯の水分を摂りましょう。

  就寝時には500~1000mlの水分が失われます。


 空腹時の水分摂取は、食欲を抑えることができます。



 

こまめに水を飲めば、水分不足に陥ることもなく、

また水のとりすぎで体に負担をかけることもありません。


水分の適切な摂取は、疲労回復や健康維持に役立てることができます。

お部屋の中も暖房で乾燥していますので、十分に水分を摂取し、

からだのなかを整えましょう。

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